「少子高齢化」問題を解決するITC~その2~


「少子高齢化」問題を解決するためのICTとして、
注目されているのが

「テレワーク」

という方法。

日本政府としても、十年ぐらい前から総務省が
この「テレワーク」を推奨しています。

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/telework/
総務省ホームページから引用

この「テレワーク」ですが、どんな技術なのでしょうか?

簡単に言うと、遠隔地からでも、インターネット回線を使って、
会社の仕事ができる技術のことです。

例えば、自身の自宅から、インターネット回線を使って、
会社にアクセスします。
そして、いつも会社で利用している、メールや、スケジューラ、
資料の閲覧、作成、などの業務(いつもの仕事)を行うことができます。
会社に行かなくても、仕事ができるようになるということです。

このテレワークの基盤技術として、クライアント仮想化技術が
重要な役割を果たします。
そもそも、クライアント仮想化技術とは何か?

「画面転送」

の技術です。

上記の例から見てみると、あくまでも、会社で利用しているアプリケーション
(メーラーやスケジューラーなど)は、会社の環境で稼働しています。
そして、その稼働している画面情報だけが、手元のパソコンに転送されている
という技術なのです。

この技術の優れていることは、3つあります。

①通信(レスポンス)が早い
②セキュリティが強固
③使用するデバイスはなんでもOK

それぞれの項目に関して、解説します。

①通信(レスポンス)が早い
まず、業務を行う上で、一番大事なことですね。
いつも会社で行っているようなレスポンスで稼働しなければ、
ストレスが溜まり、快適に仕事ができません。
これは、画面転送の技術だからこそ、実現できるのです。
実際、画面転送は、あるタイミング取得された画面ショットと
前の画面ショットとの差分を圧縮データとして送信します。
よって、インターネット回線上で流されるデータ量は、
劇的に縮小されることになります。
データ量が少ないトラフィックであれば、ある程度の回線帯域で
十分な画面の送受信が可能となります。

②セキュリティが強固
これは、業務を行うには、必須の事項です。
このクライアント仮想化の仕組みでは、実際のデータが
インターネット回線上に流れることはありません。
すべては、会社側の環境にて完結します。
①でも記載しましたが、あくまでも画面の差分データのみが
送受信されます。
また、業務上作成したデータは、クライアント端末には、
ダウンロードできないように設定することが大半です。
(ダウンロードできる設定も可能)
よって、仕事上の大切なデータが、社外へ漏れる(情報が漏洩する)
ことはまずありません。

③使用するデバイスはなんでもOK
クライアント仮想化技術は、あくまでも画面転送の技術です。
よって、インターネットへ接続し、会社環境へ接続できるデバイスであれば、
どんなデバイスでも利用可能です。
例えば、iPadやAndroidの端末。自宅のパソコン(Windows、Mac)など。
いちいち、会社から貸し出しPCを持って帰ることなく、
自宅のデバイスから接続して仕事ができます。

これらの特徴が、「テレワーク」を実現するための
コア技術となっているのです。

次回は、「テレワーク」が実現する環境で、どのように「少子高齢化」
を解決できるのか?を、考えてみたいと思います。